1850

ホーキンス社が創業される。 ジョージ・トーマス・ホーキンスによって靴の製造業が始められた。 場所はロンドン郊外にあるノーザンプトン。 ここは周辺が牧場地帯であり、靴に最適な皮革と、さらに皮をなめすために必要な水が豊富にある地域。 当初は家内工業的なメーカーとして出発した。

1883 ジョージ・トーマス・ホーキンスによって本格的ビジネスが始められた。
1885

社屋兼工場が建設される。 ノーザンプトンのオーバーストン・ロードに『WAUKERZ SHOE FACTORY』が建設された。
この当時(ヴィクトリア王朝中後期)には、ジョッパー・ブーツと呼ばれるライディング・ブーツ(乗馬靴)を中心に作っていたようだ。 後に女王陛下の乗馬ブーツの制作に携わり、最高の栄誉ロイヤル・ウォーレット(王室御用達)の指定を受ける。

1899

ボーア戦争で軍用ブーツを供給。 ボーア戦争では従来のライディング・ブーツのほか、軍用ブーツなどを製作。

1904

初の本格的カタログを製作。

1914~1918 第一次世界大戦中にはアーミー・ブーツ、アミュニーション(軍用)ブーツ、アヴィエーション(空軍パイロット用)ブーツなどを製作。
1916

社名をG. T. HAWKINS. LTDに変更。 パートナーであるH.G.ホワイトとH.エドワードがディレクターとして加わり、社名を『G. T. HAWKINS. LTD』と変更した。
このときにホーキンス社が業界紙で紹介された。

1939~1945 第二次世界大戦中にはさきの第一次世界大戦中に供給したブーツ以外に、モスキート(双発万能機用)やスピットファイヤー(英軍機)パイロットブーツを供給。この二つの戦争によって会社は大きな発展を遂げた。
1950~1953

朝鮮戦争中にはM.O.D.社と共同で、寒冷地用のアーミー・ブーツを開発。 もともとルーズ・ネイルと呼ばれる金具が埋め込まれたアーミー・ブーツのアッパー部分と2枚の革の下地が付いている革製のインソールで構成されたものにセメント製造でコマンド・スタイルのラバー(ゴム製)ソールが付けられることになった。 このことにより、防水性と耐久性を兼ね備えたブーツが生まれた。 このブーツはホーキンス社の1980~1990年代の主力商品なるキャンピング・ブーツやウォーキング・ブーツの開発のきっかけともなったブーツである。

1953

エベレスト初登頂に貢献。 ニュージーランドの登山家であるエドマンド・パーシバル・ヒラリーとシェルパのテンジン・ノルグイがエベレストの初登頂に成功する。 このときに彼らが所属していたニュージーランド・アルペンクラブ・ヒマラヤ探検隊にクライミング・マウンテン・ブーツを贈っ たのがホーキンス社であった。